2016年5月15日 kreed

「宣伝より体験を」Burberry編②

 
Burberry Acoustic」をご存知でしょうか?

バーバリーが2010年に立ち上げたYoutubeチャンネルです。

CEOのクリストファー・ベイリーによるハイセンスな選曲で、
国内(イギリス)の若手アーティストを紹介してきました。

ここが通常のブランドチャンネルと大きく異なる点であり、
バーバリーのデジタル戦略の成功要因でもあると言われています。

自社ブランドのショーなどで使われる音楽を紹介するのでもなく、
新作コレクションの映像配信を行うことだけを目的としているわけでもありません。
バーバリーのCMが流れたりECに誘導されることもありません。

自国の若手アーティストの支援をすると同時に、
純粋に音楽を愛する人たちのコミュニティに自らが寄り添うことで、
ユーザーとの対等な関係性を築き続けています。

“まずはアコースティック好きの人が楽しんでくれればそれでいいんです。
もしかしたらミュージシャンが巻いているマフラーを気に入ってくれるかもしれないし、
そのアーティストがアルバムを出したら買ってくれるかもしれない。
でもそれは結果であって目的ではありません。
バーバリーを知ってもらうのはその先です。”
(クリストファー・ベイリー)

ここから見えてくるのは
バーバリーにとっての「体験価値」=「コミュニケーション」だということ。

イギリス的な音楽が好きな人なら
バーバリーの世界観も気に入ってくれる可能性が高い。
だからまずは自社商品は横に置いてコミュニティとの接点を持つために存在するのが
音楽チャンネル「Burberry Acoustic」

これがもし、全部の動画のあとにECへの動線があったり、
背景動画がランウェイのコレクションばかりだったら、
フォロワーはどこかで白けてしまい潜在顧客へのリーチは減少していたはず。

バーバリーの商品を買ってくれた先に素敵な体験を用意するのではなく、
素敵な体験の中でバーバリーの世界観を感じ取ってもらう。

デジタルでは決してそれが逆ではいけない。

そべての成功事例がそう物語っているように思えます。

…………….

「宣伝より体験を」Burberry編③ は5/21公開予定
KREED BLOGではデジタル展開の成功事例を随時ご紹介していきます。
 
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